川北英隆のブログ

電力会社をどう考えるか

今日、電力会社(沖縄を除く)の株主総会だったとか。その総会を記念し、電力そのものと、その供給会社に関する現在の感想を記しておく。
まず、電力だが、家庭用について、今のような量は必要ないと思う。少し我慢すれば済む問題である。ビールの冷えてる冷蔵庫だけは何とかしてほしいが。それに、都会から脱出して地方に住めば、「東京砂漠」、「大阪砂漠」から逃れることができる。
夏、暑ければ、水枕でシエスタすればいい。母親の実家に夏休みに遊びに行くと、バアちゃんが「寝るのが極楽」と、昼飯の後は蚊帳の中に誘ってくれた。セミも昼は休息しているので、寝るのも仕方なかった。冬、寒ければ、それこそ布団にくるまればいい。自分の体温で温まるから、完全な省エネだ。
そうそう、夏も冬も昼間にテレビを見なければいい。
電力会社だが、対応がなっていないと思う。多分、何十年もの間、普通の民間会社ではなかったから、対応の仕方を知らないのだろう。今後も原発に頼るのなら、安全対策をどのようにするのか具体的に表明すべきである。原発に頼らないのなら、代替の電力供給をどうするのか、早急に表明すべきである。そもそも、どうするのかは政府任せである。その政府が、大事故から1年以上経過した現在も明確な方向を提示できないでいる。
誰も当事者能力がない。だから、外部の不信感だけが募り、株主総会が荒れる。とはいえ、そんな儀式を乗り切る能力だけは電力会社にある。
以前にも書いたが、そんな中で「節電を」と言われても、関西の普通の家庭は「何で協力せんならんのや」、「しとないな」だろう。節電しようと思えばできるものの。

2012/06/27


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