川北英隆のブログ

鴨川の今日

京都も急に涼しくなった。ビールが格別に美味い季節も終わりである。それはともかく、鴨川を久しぶりに観察したら、斜めから差し込む太陽の光で魚が光っていた。
毎日の気温の推移は気象庁のホームページで確認できる。夏休みの宿題で、気温の推移を毎日、新聞の気象欄から抜き出し、グラフにしていたのは何だったのかと思うこの頃だ。アメダスでは毎時の気象の推移まで、それも半時間程度の遅れだと思うが、手に取るように分かってしまう。
鴨川の水量も普通に戻っていた。サギ達も平和に魚を狙っている。そのサギの目の先で、流れが浅いのと、日差しが斜めになってきたことから、泳ぐ魚の鱗がよく光る。秋の雰囲気である。今年生まれた魚も大分大きくなったように感じられる。
流れの淀んだ所には、亀が泳いでいた。川ハゼだろうか、じっと動かない、しかし比較的大きな魚が数十匹、岩にへばりついていた。時々、大きな、鯉のような魚の姿も見られた。
川の上流部には、隅田川とは異なった生物が住んでいる。とはいえ、冬になるとカモメが多くなって、隅田川と同じような風景もあるのだが。

2009/08/25


トップへ戻る