川北英隆のブログ

またまた荒神橋の猫

今日、大学への通勤で荒神橋の手前から鴨川の右岸(西側)を少し歩いた。よく通る経路である。そこで猫を見た。それも1匹ではなく5匹も、大人の猫がいた。
実は昨日も見たのだが、その時は黒猫が1匹だけだった。今日は、その黒猫と、麻呂のような顔をした白っぽい猫、茶トラ、トラ猫が2匹いた。2匹のトラ猫のうちの1匹が、以前(6/23)ベンチで爪を研いでいたトラ猫がどうかはよく分からなかった。
昨日も今日も天気が良く、東からの日差しが気持ちいいので、猫たちが日向ぼっこしているらしい。また、5匹のうちの茶トラは河原のお地蔵さんに供えられた水を飲んでいた。京都の街には方々にお地蔵さんが祀られている。しかもきちんと手入れがされている。水だけではなく、食べ物も供えられたりする。バリ島では方々に供え物がされる。その風習に近いのかもしれない。
荒神橋の西側の猫たちは橋の下の住人に飼われている様子はなく、近所の民家で飼われている可能性が高い。時々、供え物の食べ物を「うまい、うまい」と食べているかもしれないが。
そんなことを考えながら荒神橋を渡ると、歩道の植木にもたれかかるように、ぐったりと座っている人が目に入った。どうしたのだろうと思った矢先、警官が3人やってきて、その座り込んだ人を取り巻き、質問を始めた。横断歩道を渡って、その座り込んだ人の様子を確認すると、どうも橋の下の住人らしい。病気なのだろうか。どこの橋の下なのか。住人が病気になると、飼われている猫や犬はどうなるのだろうか。橋の反対側で猫を見かけただけに、少し心配になった。

2009/10/21


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