川北英隆のブログ

ナラの伐採

昨日、大学で用事を済ませた後、大文字山を越えて家に帰った。2時間くらいあれば大学から銀閣寺経由で蹴上に出られるから、手頃なトレーニングである。この1つ前にアップした鴨川のサギは大学に行く途中に出会ったものだが、山でも工事に出くわした。
2月に入って天候不順、雨が多い。昨日の大文字山も道が濡れていて滑りやすかった。粘土状の個所もあるから、少し注意が必要である。
北山に雪が降っていた。雪雲から雪が降っている光景は、いつ見ても興味深い。夕立でも雨が降っているのは分かるが、雪の場合は白くなるからより分かりやすい。
比較的雲の多い一日だったが、かといって平地に雪が降っているわけではないので、大阪のビル群が大の字の展望台からよく見えた。夕方だったので西日を背後に、シルエット状だった。
頂上を越し、南禅寺のすぐ上の辻を通る。その辻は、かつてナラの林が美しかった所である。そのナラが昨年秋に一斉に枯れてしまったことを以前に書いた。昨日、少し変わった木の香りがするなと思って辻に下っていくと、辻では枯れたナラの伐採が行われていた。伐採したナラを腰掛くらいの大きさに切り刻んで辻の周辺に置いていたから、ベンチにもらって帰るのもいいかもしれない。もっとも、虫が入って枯れた木なので、長持ちするかどうかは保証の限りではないが。
川も山も、冬場が工事の時期なのか。それとも予算が余ったのでやっているのか。そういえば・・・、身近にも少し思い当たる。

2010/02/17


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