川北英隆のブログ

京都の某信用金庫

7年少し前、立てこもり事件のあった信用金庫に口座を開きにでかけた家内が、文句を言っていた。サービスがすこぶる酷いそうだ。
住んでいる界隈は非常に便利である。小さな都市の中心部に住むことをお勧めする。京都の場合、買い物はもちろん、銀行や証券会社や保険会社の用事も、徒歩10分圏内でほとんど済ますことが可能だ。現在の住まいで比較的不便なのは区役所に行くことだが、住民票などは地下鉄の駅でのサービスがある。
で、最近は複数の銀行に口座を開きつつある。というのも、家内の父親の葬儀にまとまった現金が必要になったのだが、ATMでの引き出し制限が1日50万円ではあまり役に立たなかったから。
今日も家内は「近い」という理由で冒頭の信用金庫に口座を申し込みに行った。現金の引き出し以外にもいろいろ便利だからというので、すでに複数の銀行に口座があり、使い分けているのだが、「これまでで最悪」と文句をたれていた。具体的に何がとは、いちいち記憶にとどめなかった。口座を開設する場合には別の窓口があるのが普通なのに、並ばされたという文句だけは覚えている。近所のおばさんも、訪問の約束をすっぽかされたと文句を言っていたとか。(ええっ、複数の悪口を覚えてるやん。)
そういえば、前の勤務先でも、部下がこの某信用金庫にいちゃもんを付けられたので(どういうことだったのかは忘れたが)、仕方なしに対応したことを思い出した。その直後に立てこもり事件があり、「そうなんや」との印象を持ったことも思い出した。
人間も企業も、体質はそう簡単には変わらない。

2010/05/06


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