川北英隆のブログ

続々々某大手証券会社

何て題名を見た瞬間、「また文句かな、もうええで」ってとこだが、あに図らんや、一発大逆転的な事件があった。
リスク確認書を提出し、ネットで目論見書を閲覧し(これがまた大変だったが、なんとかクリアし)、「来店していただけますか」との確認電話に応じて本日(6/18)に来店した。来店といっても店頭に行くわけではなく電話すればいいのだが、某証券会社ではそう言うらしい。紛らわしいやっちゃ。
電話で来店すると姉ちゃんが出てきて、またまたリスクの説明をしてくれる。金融庁の指導かどうかよく分からないが、何回も何回もリスクを説明するルールになっているらしい。でも、専門用語を含めた説明を電話で受けて理解するのは知識のある顧客に限られるだろう。知識がなければ馬の耳に念仏である。ちなみに、これはウマさんへの差別用語ではないかもしれない。ウマさんにとって、「そんな念仏なんて要らん」ということだろうから。それはともかく、電話でのこと細かなリスクの説明は意味のない、責任回避のルールでしかない。
10分以上、疲れきって「はい」の返事を繰り返していると、最後に、「利金の振込は◇◇◇銀行日比谷支店でいいですか」と言う。「そんなとこに口座はないんで、###銀行日比谷支店の間違いやないの」と言うと、電話の向こうで姉ちゃんが反抗して、「去年にも◇◇◇銀行日比谷支店に振込記録があります」と、少し語調を変えて言う。「◇◇◇銀行京橋支店に口座はあるけど、そんな入金はあらへんで」と言って、押し問答になりそうになったので、「電話でごちゃごちゃ言うてもしゃあないんで、調べたってんか」と提案し、その場はとりあえず一件落着した。
1時間ぐらいして、昨日の男性から電話が架かってきた。下っ端と思ったが、どうも上司だったらしい。言うには、「確かに振り込んでいる。可能性として、合併によって銀行名が変わったのでは」と。少し質問してみたが、相手の言うことがまんざら出鱈目でもないようなことと、しかもこの某大手証券会社に口座を開設したのが23年前とのことだったが、そんな事実も忘れてしまっていたので、「じゃあ、こちらでも調べますわ」となった。
調べてみると、前の会社で給与振込のために強制的に設定させられていた○○○銀行のキャッシュカードが見つかった。「当時、某大手証券会社はほとんど使ってなかったので、○○○銀行を指定していたんや。その○○○銀行が実質的にお取り潰しになり、◇◇◇銀行になったんやな」と理解した。以前に買っていた外債の利金はすべてこの口座に振込まれていたわけだ。それを知らずに、てっきり某大手証券会社のMRFに入るものだと信じ込んでいた。
結論は、埋蔵金を発見したということになる。某大手証券会社の姉ちゃんに感謝かな。

2010/06/19


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