川北英隆のブログ

続・京都の食べ物

というほどのことではない。冴えない(蒸し暑い、熱帯夜近い)天気が続くのと、冴えない景気動向と相場展開が続くので、少しは楽しい話をと思っただけである。
今日は講義の後で研究室に残り、過去に何回も書いたような書類を別の様式に書き写していたので、帰宅が遅くなってしまった。遅くなると、歩いて帰るのが面倒になるので、つい電車に乗る。京都市内の電車は高いので、210円をかけて帰り、なおかつ運動不足を味わうというわけだ。
もっとも、この時期、家に帰るとビールが美味い。1本目の缶ビールは水の代わりである。尿酸値が高くないので「アル中」以外の心配はない。
今日の肴はアワビだった。魚屋の店頭に安く並んでいたという。安いので「ホンマのアワビ?」と質問すると、アワビはオスが高く、メスが安いということだったそうだ。アワビ独特の硬さがメスにはないらしい。それと、大きくないことも安い理由だろう。でもまあビールを飲むには十ニ分である。
京都市内を歩くと、早くも祇園祭の様相である。景気が悪いので祭り気分が渇望されるのだろう。それはともあれ、祭りとなればご馳走である。食べ物に関しては楽しい時期に突入した。
追記:思い出したが、6月の京都はズイキである。この煮物が柔らかくて美味い。京都に旅行の折は是非食べられんことを。

2010/06/29


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