川北英隆のブログ

季節が進む

7/7が小暑だったそうだ。それが過ぎ、季節がようやく動いたようだ。昨年よりも動くのが少し遅いものの、嬉しい季節だ。
今日(7/10)、大学院の10月入学志望者向け試験の一環として面接があった。それに駆り出されていたので、鴨川沿いを自転車で走った。
京都はまだ完全な夏空ではないが、でも、もうすぐという感じだ。クマゼミが遠くで鳴いていた。声は少ないが、もうじき鴨川に響き渡るほどになるだろう。キリギリスも鳴き始めていた。こちらは昼寝をするのにぴったりのリズムだ。
鴨川には小魚がいる。子どもが網を持って川に入っていた。ここ数日大雨が降っていないから、川には適当な水があり、気持よさそうだ。優雅人の生活などを考えると、あまりきれいな水とはいえないが。
気になっていた荒神橋のオハグロトンボもようやく姿を見せていた。日陰に生えた草の上に何匹も羽を休めていた。何故、そこだけに群がっているのか、依然として謎だが、まあ目出度しである。
そのオハグロトンボに倣ったわけではないだろうが、二条の橋の上の欄干近くの日陰で、背中のかなり黒い猫が昼寝をしていた。優雅人が飼っている猫である。行きに見かけ、帰りにも見かけた。人通りもかなりあるのに、慣れたものである。残念ながらカメラがなかった。次回はカメラを持参で鴨川を歩きたいものである。

2010/07/10


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