川北英隆のブログ

大文字山トレーニングの結末

昨日(9/18)、久しぶりに大文字山トレーニングを実行した。5回、山頂に達した。ようやく涼しくなってきたことからやる気が出てきたことと、旅行期間中の食べ過ぎを償うためである。
とはいうものの、いきなり5回登ったわけではない。数日前、研究室から大文字山を越えて帰ってきた。それを足ならしにし、昨日、5回に挑戦したわけだ。コースは、いつものように、銀閣寺と蹴上の両登山口の往復である。
7/24のブログで書いたように、ナラがたくさん枯れている。猛暑を越したので、2月前以上の惨状である。当分の間、新緑の頃の美しさは戻らないかもしれない。
今年はスズメバチが多い。樹液を出すナラの大半が枯れたため、特定の木に集まっているせいかもしれない。セミも元気そうに鳴いていた。涼しくなったとはいえ、昨日も、京都市内の最高気温は31度を超えていた(31.4度だった)ことだし。
山を歩いているとコゲラだろう、小さなキツツキを見かけた。ナラの木が枯れているのはカシノナガキクイムシの被害(正確には、それが運ぶ菌類=ナラ菌が繁殖することによるもので、カシノナガキクイムシはその菌を食料にしているとのこと)だから、それと関係あるのかもしれない。
それはともかく、暑かったので最初は意識的にゆっくりと登り始めたが、そのままのペースが最後まで続いてしまった。2年前の9/28に5回登頂した時の記録と比べると、やはりペースが遅く、また休息時間も少々必要だったので(前回はほとんど休まなかった)、トータルで3時間近く余分に時間がかかり、家を出て戻るのに11時間を要した。
そこで気象庁の気温を確認すると、2年前の9/28の最高気温は19.8度、天候は曇だった。10度以上高い気温の影響でペースが遅いままだったのか、それとも年齢のせいか、旅行中の運動不足のせいか。秋になったらもう一度試す必要があるかもしれない。

2010/09/19


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