川北英隆のブログ

銀行口座の解約

昨日、訳の分からない口座事件があったので、使っていない###銀行の3つの口座を早速解約することとした。仕事の合間に銀行に行き、手続を済ませた。おかげで700円ばかりのゲットだ。
何も付いていない口座ならほったらかしにしてもいいのだが、キャッシュローンが可能になっている。知人に頼まれて作った口座は、確か1000万円なんて大金が借りられるはずだ。ボケ老人になった時に何が起こるかもしれないので、解約するにかぎる(じゃあ、こないだ復活したとか書いてあった◇◇◇銀行はどうするんや、なんて突っ込まないでほしいが)。
昔、解約は簡単だった。しかし今は、たかが0円しか残高のない口座でも本人確認から始まる。と、使ってもいない口座の住所変更なんてしていないから、住所変更手続をしてからしか解約できない。問題は、京都の場合、縦横の通り名混じり、マンション名混じりの長ーい住所だ。「簡略版でええやん」と言ったが、姉ちゃんが「免許証どおりに」と許してくれなかったので、3口座とも書いた。ついでにフリガナを振れという。こちらは1口座だけで許してもらったが。
しかも、1つの口座には外貨預金や投資信託(こっちは付けさせられただけで使ったことがない)の契約まで付いていたので、これも解約手続きとなった。
最後に、預金残高の引き出しの用紙に名前を書き、押印だけした。金額は銀行の方で書いてくれる。
その後、追加で「これにも書いてほしい」と外貨預金の用紙を渡され、やはり長い住所を書かされた。何回も書かされた後だけに、これはスムーズに書けた。
最後に、その外貨預金の用紙に金額欄があり、そこに金額を書かされたが、それが何と、思いもよらなかったほど多額だった。「ええっ、引き出すのを忘れていたのかな、ボケてるな、でも残ってたらラッキーや、新埋蔵金や、ほんで外貨でくれるのかな、外貨やったらどうすればええんや」なんて悲喜こもごもの状態で待っていた。
最後に姉ちゃんが、「手続が終わりました」と言いながら、書類と現金を渡してくれた。現金は700円ばかしだった。外貨はどうなったのやと思ったが、瞬間に考えてみると、書かされた金額は最後に預け、引き出した金額のように思えた。帰ってから確認すると、やはりそのようだ。
文字を書くため使い慣れない筋肉をたくさん使ったが、心臓もどきどきした一日だった。

2010/11/05


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