川北英隆のブログ

奈良の柿

柿の季節である。昨日、奈良の実家に行き、庭になっている柿を採ることにした。1本は富有柿のような甘柿、もう1本は実が長めのツルノコと呼んでいる渋柿である。
昨年は不作だった。一昨年は枝が折れるかと思えるほどに実った。今年はまあまあである。田舎にある親戚の家の柿は不作だそうだ。
実は昨日、庭に植木職人が入っていた。実家に行く時にはいつも電話をするのだが、昨日は母親が買い物に行っていたらしく、誰も電話に出なかったので、結局は連絡せずに行ってしまった。柿を採ると邪魔になるので、収穫は植木屋さんに頼んだ。おかげで手間いらずだった。
まあまあの実りとはいえ、甘柿はみかん箱に2箱あった。比較的小さな柿で、店屋で売っているような立派なものではない。しかし「完熟」なのだろう、店屋の立派な柿よりも美味い。
渋柿の方は毎年、母親が皮を剥いて吊し柿にする。最近は天候不順なため、しっかりと乾かない年が多いが、今年はどうなるのだろう。こちらは正月前後の楽しみである。うまく乾くと上品な甘さで美味い。

2010/11/14


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