川北英隆のブログ

内災害町、内災い町

又聞き情報だ。東京は内幸町に大話題の電力会社の本社がある。そこで「内幸町」転じて「内災害町」と呼ばれているそうだ(事情があり、聞いた内容を少し脚色した)。内なる幸いとは何か。
「内幸町」(知らない人のために、「うちさいわいちょう」)とは、幸いを内に秘めて外(表情)に出さないのだから、奥ゆかしい地名だ。しかし、ある意味で傲慢だ。「鬼は外、福は内」と同じで、身内だけ、国内だけ幸せであれというような。それが転じて「内災害町」になり、今や「内災い町」(うちわざわいちょう)になりつつあると思う。傲慢さの祟りだろうか。
そんな内災い町の某電力会社の隣が、地震の影響があったのかどうか、振込み障害を起こしている某大手銀行の本店である。昔、某国営放送の本部があったのも同じ内災い町だ。某国営放送を持ち出したのは少し余計だったかもしれないが。
つい数日前、すなわち3.11の後、前にも登場した某大手証券のネット取引を利用しようと思った。IDとパスワードを入れたところ、跳ね返された。しかも、間違い入力5回のカウントダウンが始まったとのメッセージが出る。3回目に、パスワードの文字数に制限があり、記憶しているパスワードが1文字多いことに気づいた。「変やなあ、前はこれで通ったはずなのに」と思いながらも、最後の1文字を削って入力したが、それでもカウントダウンが続き、残り1回となった。仕方ないので電話したところ、やはりパスワードの文字数が多いとのことで、仮のパスワードをもらった。何時間か後、それでネット取引が可能となったが、記憶しているパスワードで昨年春と秋にネット取引に入ったはずだから、どこかで文字数制限が追加されたとしか思えない。それに、前回は長ったらしい住所を言うことが電話での本人確認に必要だったのに、今回はそれがなかったことも、取引システムの変更があった傍証だ。
「何でこの某大手証券会社が登場するのや」、「何の関係や」ということだが、ブログを追跡してもらうとわかるように、この某大手証券会社の親は内災い町につながっている。ホームページの作りも同じだ。やっぱり、内災い町の祟りは大きく、それが京都に住む善良な市民にまで及んでしまったのか。

2011/03/26


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