川北英隆のブログ

京都の夏の始まり

いつものことながら、京都の夏の始まりは「うんざり」である。先週末から暑かったが、今日は一段と気温が上がった(調べると34.7度)。梅雨はほとんど死にかけている。
歩いて(トレーニングのためだが)大学に行くと、汗をかなりかく。授業よりも少し早めに着き、体温を下げる必要がある。面倒なことだ。
話を戻すと、鴨川の水位はかなり低くなってしまった。河原にはペットボトルやスーパーのレジ袋が落ちている。今日は河原に作業者が入り、ゴミ入れとタモを手に河原でゴミを拾っている光景を目にした。「さすが」と思ったが、近寄ると土手の草を刈り取り、川面に落ちた刈り取ったばかり葉っぱをすくっていたらしい。「そんなん、すぐに土に帰るやろ」、「ペットボトルやスーパーのレジ袋を拾えや」と思ったが、彼らは彼らで必死らしく、若いオジさんが叱られていた。
向岸には、犬を水浴びさせているのがいる。そうかと思えば橋の下の住人、優雅人が橋の影で朝寝している。これは夕方のことだが、上半身裸の優雅人が水遊びか水浴び(沐浴と言うて欲しいらしい)をしていた。待ちに待った良い季節なのだろう。
7時頃に夕日が沈んだ。「うんざり」と言いながらも、終われば夏らしい一日だった。そうなのだが、できればもう少し豪快な雨に降られたいと思う。「アカシアの雨に降られてかいな」と言われるかもしれないが。

2011/06/28


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