川北英隆のブログ

山と海外の食事・アメリカ2

名木の旅の第二弾はブリッスルコーンパイン(Bristlecone Pine)だった。テレビで見て、場所を調べたところ、カリフォルニアはシェラネバダ山脈の東隣の山群にある。ついでに登山もできる。
2000年のことだった。いつもの相棒と、フランクフルト駐在を終えた友人と3人で出掛けた。ブリッスルコーンパインの森は3000メートルを超えた地点にある。麓の町(ビッグ・パイン、1200メートル位)に泊まり、車で森まで行くのだが、高度を急に上げるので、軽く高山病的な症状になる。ブリッスルコーンパインの森は、森といっても、盆栽を大きくしたような、クネクネしたマツ科の木が、まばらに、乾燥したドロマイトの土壌に根を張って育っている。樹齢は5000年程度とされている。世界で最長寿の木という触れ込みである。
最初の日、ブリッスルコーンパインの森をハイキングした。当日はビッグ・パインでもう一泊し、翌日、ホワイトマウンテン(4342メートル)に登った。登山口は3300メートル程度。そこからゆっくりと高度を上げる登山なので、時間がかかる。なかなか良い山で、高山植物も豊富、お勧めである。
登山を終え、再びビッグ・パインに下りたが、運転は高山病との戦いだったそうだ(今まで書かなかったが、私は運転しない、単なるペーパードライバーで、その代わりにもっぱらナビゲーターをしている)。モーテルに戻ると、登山を終えて疲れた身体には飯と飲み物が心地良い。もっとも友人が、シャモニーでのI氏のように、「体調が悪いと」早々に引き揚げたので、やはり相棒と2人っきりで祝杯をあげた(記録によると、友人は食べ物に味がないと言っていたらしい)。
何を食べ、何を飲んだか(ビールを飲むのは決まりのコースだが、それ以外にワインを飲んだのかどうか)覚えていない(食事は中華だったようだ)。田舎町なので料理は腹を満たすだけ、ビールはどこでも美味いということだったように記憶している。
それでは「山と海外の食事」というブログの表題と違うやろというところだが、でも楽しい飲食だったからいいではないか、山と森が最高の料理だったと反論しておこう。

2011/07/22


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