川北英隆のブログ

通勤用リュックの変

今日の日経「プラスワン」(イヌちがうで)は「通勤におすすめのリュック」だった。それを見て瞬間に思ったのは「高すぎる」である。ユニクロのカバンか山用のリュックで十分だ。
何で、それしか使えないような中途半端なもんが、高いもので4万円もするのか理解不能である。ユニクロならたかだか数千円(回し者やあらへんで、実際に使ってる)、ハイキング用の優れものでも1万円ちょいである。
カミさん曰く、「登山用は背負う部分がゴチャゴチャしてるやろし、ユニクロは背負えへんやろ」というが、この非常時にゴチャゴチャしてるとか、背負えへんとかにこだわる方がどうにかしてると思う。
この「プラスワン」の回答者こそ業者の回し者でしかない。ちなみに、今使ってるユニクロは濡れた傘も入るし、軽いし、耐久性もあるし、いろいろ入る。もちろん「こうやったらもっとええのに」と思う点もあるが、「数千円の品物に文句は言えへん」と思っている。ハイキング用のはユニクロのカバンほど満足度は高くないが(リュックの底にクッションがないからカメラやパソコンは危険)、背中がメッシュなので汗対策にいいし、パラシュート用の布なのできわめて軽い。
そもそも、通勤用のリュックとハイキング用のリュックを使い分けることが理解できない。エネルギーの無駄そのものだ。
昔、夜行で登山に行く時には、背広に大きなリュックを背負って会社に行ったものだ。半分呆れられ、笑われたが。それと比べれば、ハイキング用のなんて可愛いものだと思う。そんなことに遠慮してるから、日本の企業に元気がないのだろう。

2011/07/02


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