川北英隆のブログ

山と海外の食事・アメリカ

アメリカには仕事や遊びで何回も行った。ニューヨークは少ないが、サンフランシスコは多い。中でも、世界の名木を見る旅行が楽しかった。食事も適度に美味い。
最初の銘木の旅は1995年の冬だった。いつもの山と海外旅行の相棒と一緒に、レンタカーでレッドウッドの森、セコイアの森を訪ねた。セコイアは巨木で有名、レッドウッドは110メートルくらいの世界一高い木として有名であり、トーレストツリー(the tallest tree)と呼ばれている。ちなみにスター・ウォーズに登場する森の中での戦いのシーンはレッドウッドの森で撮影された。
レッドウッドの森まではサンフランシスコから500キロくらいある。飛行機で着いて、その日に近くまで行くという「とんでもない計画」だったらしく(そういつも飲むたびに言われる)、夕方近くなって山道をジグザク下りていくと目が回った。レッドウッドの森の近くのモーテルで泊まり、その隣りだったか、田舎のレストランで夕食となった。飯は覚えていないが、ハウスワインが安くて美味かった。
レッドウッドの森を見るには管理事務所で林道の鍵を借りないといけない。冬だったので旅行者が少なかったようだ。トーレストツリーは川のすぐ横にそびえている。森全体が背の高い木で覆われているので、写真で見るだけではその高さをなかなか実感できないだろう。
セコイアの森も、その入口の村で宿泊した。沢に面したモーテルだった。夏は気持よさそうだが、山に雪が積もっている季節に泊まったものだから、寒かった。料理はマス(バター焼?)だった。新鮮だったので美味かった。
翌日、セコイアの巨木を見た。その巨大さは、やはり見て驚きである。雪が積もっていたのも、テレビでは味わえない風情だった。
この旅行で、「世界の名木」を見るという目的ができた。そのプランにしたがってマダガスカルに行ったわけだ。さらにはということで、アメリカの名木への旅・第二弾が企画された。このことは次回に。

2011/07/20


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