川北英隆のブログ

満月の夜に2

「満月の夜に」と書くと、普通連想するのは狼男だろう。狼男子ではないので、念のために。個人的な話題だが(って、このブログの多くもそうなのだが)、最近疲れていて、書き忘れたことがある。
狼男=血に飢えた肉食動物となるだろう。実は、忘れていたのは、一昨日の満月の夜は狼よろしく、久しぶりに京都で一番美味いと思っている焼肉屋で外食したことである。「弘」というチェーン店である。
以前に書いたようにも思うが、わが家の好物の1つは韓国風の焼肉である。洋風のステーキはあまり好んで食べようと思わない。と言いつつ、フィレンツェで食べるTボーンステーキは大好きなのだが。「好きか嫌いか、どっちやねん」と言われそうである。要するに肉は好きなのだが、脂身に弱いのだろう。
その「弘」は京都で一番いい肉を仕入れていると又聞きしている。ただし、予約しておかないと満員のことが多い。それと、これも書いたように思うのだが、東京は武蔵境の「とき」の焼肉にはかなわない。東京では叙々苑が有名だが、わが家は「とき」の方が好きである。
それはともあれ、「弘」から歩いて帰りしな、満月を見た。狼さんは肉を食べた後だった。それも、血のしたたる生肉は一切口にしないどころか、しっかりと赤みが消えるまで焼いて食べた。久しぶりに「うまかったーーー」とは狼の遠吠えだろうか。

2011/09/14


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