川北英隆のブログ

懐かしいスーパーの名

京都から離れると新聞をあまり見ない。無料のネットのニュースでほとんど用が足り、帰ってからじっくり見ればいい。そんな中、9/1にネットで懐かしいスーパーの名前を見た。「つるかめランド」だ。
国分寺(といっても立川との市境近く)に住んでいた時、時々行ったスーパーが「つるかめランド」だった。その前からスーパーがあり(ベストという名だったそうだ)、久し振りに行くとつるかめランドに変わっていた。ブログを書くついでに、そのつるかめランドがどうなったのかを調べたところ、かつての場所から離れ、立川駅前にできたようだ。周囲の大きな団地には近かったが、あまり便利のいい場所になかったから。
当時、安売りを謳い文句にしているスーパーだった。店内に入ると「つるかめ、つるかめ・・・、ご近所さんには内緒でね、仲良しさんには教えてね」と、うろ覚えだが、そんな歌が流れていた。
国分寺から京都に引っ越す前後の2003年、つるかめランドはイギリスの大手スーパー、テスコに買収されていたらしい。その事実を知らなかったのは、国分寺時代の最後はつるかめランド離れをしていたのか、ニュースを見逃したのだろう。
そのテスコが日本を撤退し、アジア新興国に注力するという(日経の紙面)。苦戦が続いたとも書いてあった。国分寺時代もベストの方が魅力的なスーパーだった。
千年も万年も続くはずなのに、つるかめランドという名は残るのか。それとも立川にベストに代わって出店したときにはすでに爺婆になってしまっていたのか。

2011/09/03


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