川北英隆のブログ

日没前に大文字山を越す

今日は家で仕事をしないと、いろんなのが期日に間に合わないのではと思っていた。でも、大学に行かないと決着しない用事ができた。そこで、ついでに山越えして家に戻った。
「何のこっちゃ」というとこだが、仕事も大事なものの、最近は食べる割に運動不足なので太り気味だというのも事実としてある。それに、1つ、少し大きな仕事がすでに期日に間に合っていない。いまさら焦ってもと半分思っているので、ついでに運動した次第である。要するに、この2ヶ月、運動が足りていない。
3時過ぎに研究室を出た。大学での仕事が手間取ったためである。「まあ日没までに山から下りられるだろう」と楽観的に、それでも急ぎ足で歩いた。火床の展望台では、大阪のビルが日没前の赤い太陽でシルエットになっていて綺麗だった。残念ながらカメラを忘れたのだが。
そこから15分程度、頂上を越して下り始めると、太陽が大きく傾いたようだった。下りの、でも雪で濡れていて滑りやすい道を大股で歩いた。最後の小さなピークを越し、蹴上の上の日向神社に下る直前で太陽が西山に沈んでいった。
三条通りを市内に向かって歩いていると、清水寺の上空にトビが群れていた。市内にはムクドリが街路樹の寝床に向かう途中なのか、ビルの上で群れていた。京都の晩秋から早春にかけての風景だと思う。写真は大分以前の、日没前後のムクドリの群れである。暗くてあまりよく撮れていないが。
20061113ムクドリ.jpg

2012/01/06


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