川北英隆のブログ

アイスバインを食べる

たまにはグルメ的な話題を。今日、アイスバイン(ドイツの豚肉料理)をもらい、食べた。もう15年以上前、ミュンヘンで注文して食べて以来、初めてである。多分。
ミュンヘンでは名物のビアホールに行き、ビールと一緒に注文した。量が多く、その分だけ現地の物価からすると高くて、しかも最後は「もう食べるの、ええで」となったのを記憶している。一緒だった友人も僕も、どちらかというと完食主義なので、結局のところ、すべて食べたと思うが。ビールを水だと思えば流し込めるし、当時はビールならいくらでも飲めたし。ただし、その時のビールはドイツにしては不味かったが。
今日、届いたのは、ミュンヘンで食べたのよりも固かったと思う。少し日本人向けに仕立ててあるのだろうか。
で、感想は。なんて、「いきなり感想に入るのは、感動しなかった証拠だろう」と言われかねないが、まさにそうだった。やはり脂身がしつこい。それに、たまたま実家から持って帰った適度な値段のワインがあったので、そのツマミにしたのもいけなかったのだろう。途中でワインを止め、ビールにしたところ、まあまあだった。しかしながら、時すでに遅し。アイスバインの名誉を回復するには至らなかった。
幸い(?)にも、もらった肉の量が多すぎたため、もう1回分残っている。次は最初からビールで食べたいものだ。それで感動するかどうか。昨日のシャーちゃんではないが、アイスバインの運命やいかにである。

2012/06/02


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