川北英隆のブログ

歓楽街の猫とカレー

バンコクでの若者の人気スポットは、スクンビットという地下鉄駅周辺とのこと。ガイドブックにも紹介されている。そこからサイアムまでの間には、高級ホテルと中東やインド人の棲む一角がある。
タイの最終日、スクンビット付近を参考のために見学し、その後、中東やインド人街をうろつきながらサイアムまで歩いた。スクンビットでは、こじゃれたとの表現がぴったりするようなビルに入った。日本人の若者も来ていた。タイでそんな店に入っても意味がないように思えたが。
中東やインド人街はなかなかの見所だった。路地に入ったところ、暗くなると怖そうなというか、客引きやお姉さんの多そうな雰囲気がある。そんな中を黒い布ですっぽり顔を隠した女性がたくさん歩いているし、インド風のレストランもある。携帯電話の番号を売っている店も複数あり、客が入っている。タイではないような雰囲気だ。
その街の路地で器量良しの猫を見つけた(残念ながらカメラはホテルに置いたままだった)。以前に登場したナイロビの猫のようでもある。ちょこんと座り、こちらが呼んでも、近寄ってもビクともしない。路地を突き当り付近まで散策して戻ってきても、同じ格好で座っていた。K氏が猫の座っている奥にシャッターが下りている店を見つけて曰く、「夜はディープそう」と。その猫は、スリットの入ったスカートを身にまとい、夜、同じ場所に立っているのだろうか。
すぐ後、インド人のレストランでインド料理を食べた。僕はマトンカレーを注文した。タイのレストランの値段としては高かった。やはり歓楽街のサービス料が入っているのか。でも羊好きにはたまらない。ウメェーである。

2012/09/14


トップへ戻る