川北英隆のブログ

サンスターと鮎と松茸

以前に東京で教えたことのあるサンスターの後継者からご馳走になった。不必要とは思うが、念のために書いておくと、サンスターは「歯磨き」の老舗である。昔はペンギンのマークだった。
サンスターの説明はそれくらいにして、昨日ご馳走になったのは祇園の「杢兵衛」である。二階に和室の部屋があり、そこで椅子に座って食べた。京都で食べられる食材がいろいろと出てきた。その中で記憶に残っているのは鮎である。前にも書いた小ぶりの、本物の鮎が2匹出てきた。1匹は子持ちの鮎だった。季節が秋になった証拠である。もう1匹は小ぶりの鮎の開きだった。何故、開きだったのかは聞かなかった(話に熱が入り、聞くタイミングを逃した)。小さいコンロに網を敷き、その上に桧の葉と一緒に載っていた。
一方、今年の松茸は遅めだと思う。三条寺町の老舗にようやく登場しつつある。今日、前を通ると店に少しだけ並んでいた。今年の夏は暑かったのでどうだろうか。これからが松茸の本番。国産を食べられるのかどうか不明だが、気になる季節に突入した。

2012/09/20


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