川北英隆のブログ

冬の台風の末路

台風24合がフリピンで大きな被害をもたらしたそうだ。といってもピントこない。24号は11月末に発生したもので、12月初めにフィリピンのミンダナオ島を襲ったそうだ。死者は540人超とか。
でも、そんな台風のことを言われてもあまり関係ないというところだろう。こっちも、あまり大きな台風でもなかったので関係ないと思っていたのだが(そして死者が多いのに驚いたが)、その24号はフィリピンを東から西に通過後、くるっと反転してルソン島から台湾を狙う雰囲気になった。しかも、940hPaと勢力を強めた。
ひょっとして冬の台風が日本に上陸か、異常気象だから可能性はゼロではないと「期待」していた。過去に11月上陸は1つあるそうだ(1990年)。ついでに調べると、4月も1つ(1956年)。新記録への期待だ。
と、こっちが台風ならぬノロにやられて目を逸らしている間に、何と1日やそこらで熱帯低気圧に衰えてしまっていた。北から張り出したシベリアの高気圧に熱を冷まされ、急激に衰えたようだ。北の将軍様、恐るべし。大きな台風も完全に子供扱いという顛末だった。残念。

2012/12/10


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