川北英隆のブログ

日本価値創造ERM学会の大会

今日、この日本価値創造ERM学会の研究発表大会が明治大学で開催された。どういうわけか(年寄りだと思われているのか)会長になり、最初に挨拶をしないといけないと言われ、前泊で東京に来た。
ERMとはenterprise risk managementの略である。大会は10時からだった。東京に住んでいるとどうということはない開始時間なのだが、とにかく冬場、京都からだと関ヶ原の雪の心配がある。リスク管理をしないといけない、それを推奨する学会だから10時に遅れるわけにいかない。ということで前泊した。
会長挨拶は今日の朝、パンをかじりながら考えた。その結果、車のエンジンとブレーキ(リターンとリスク)の両方が重要、企業にとっての定年間際の世代はどう行動するのか格差が大きい(無事定年を迎えられれば満足という者と、一か八かでもう一旗をと考える者の2つに極端に考え方が分かれる)、GDPで貧困国と位置づけられたところで砂漠のアフリカと水の豊かな東南アジアでは実質的な生活水準がまったく異なる、以上の3つを10分で喋った。
研究発表で一番面白かったのは(2つばかり用事があって抜けた発表がある)、上司と部下の関係を数値モデルによって分析した結果、「上司の自己主張が強いケース」が企業として最も望ましく、また「部下の自己主張が強く、上司がなあなあのケース」も次に望ましいとの結論が得られたとの報告だった。要するに、両者が互いの顔色を見つつ仕事を進める企業は良くないとの結論である。まあ、モデルの前提にも依存する結論なのだが、実情に合致しているようである。それでは、現在の日本の一般的傾向はどうなのかと考えてしまった。
最後にもう一回会長として懇親会で挨拶させられた。「会員数を増やすために、知り合いに会員になるように勧めてください」、そうすることで「この大会に参加していない多く非会員の機会損失(知っていれば儲けられたのに、知らなかったがために儲けられなかった状況)を少しでも減らすように」と訴えておいた。
このブログを読んでる皆さんも、ぜひ会員に。神社のお御籤や賽銭よりも霊験あらたかなはずなので。
HPは次のとおりです。http://www.javcerm.org/

2013/01/18


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