川北英隆のブログ

料理店の品格3

予想していたことが現実となった。料理店やレストランの偽装問題で、ミシュランの星が下りた店も含まれるのではないかと先日の湯豆腐店Jで喋っていたところ、やはり含まれていたようだ。
自分で調べるよりもネット情報を頼る方が簡単だ。そこで今日、調べたところ、大阪の超有名ホテルに入っていた中華料理店、奈良の和食の店などが登場していた。
ミシュランの兄ちゃんか姉ちゃんか知らないが、ころっと騙されたのか、袖の下を渡されたのか、料理店側がミシュラン相手だと知ってその時ばかりは本物を食わせたのか。これらのうち最後の推論は、急に相手がミシュランやと知ったところで料理店側は対応できないだろうから、可能性は低い。ということで、ミシュランの星が、その程度の値打ちのものか、はたまたいかさまだった可能性が高い。
いろんなネットのガイドの星もいい加減だし、ミシュランもそうだし、1つの参考情報として利用するのが当然の対応だろう。最後に信じられるのは自分の舌だけ。でも、それも体調と懐具合によるし。
要するに楽しければ、自分で良いと思えば、それで十分である。ブランドというか、外形的な資格や評価や名前というか、そんなものを有り難がるのは日本人として恥である。そんなことでは株式投資でも儲からないだろうし。

2013/11/01


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