川北英隆のブログ

海外旅行保険の請求

昨日、ニカラグアで沢の水に浸け、壊れてしまったカメラの保険の請求を終えた。カメラメーカー(キヤノン)に連絡して修理してもらっていた現品が戻ってきたから。請求の方法をメモしておく。
請求のために必要となるのが、写真と事故等の証明書である。
今回は例の(ブログに書いたように、いろいろと癪にさわって乗り換えた後の)アメックス・ゴールドに自動的に付帯する海外旅行保険での請求だったので、最初にアメックスに電話し、請求方法を教えてもらった。教えてもらってからでは間に合わないのがこの写真と事故証明書というわけだ。
まず、どう壊れたのか、修理に出す前の写真が必要になる。使えなくなったとしても(再起不能としても)、その使えない状態の写真が求められるから、しっかりと前横後ろ、上下から写真を撮っておくこと。
今回はカメラが壊れたわけだから、もう1台のカメラが必要となる。で、カメラの写真といっても、内部に水が入ったのだから、外観上は何ともない。写真を要求されたので、仕方なしに「壊れていない顔をしているカメラ」の写真を添えたうえで、「水が入ったため・・」と書いておいた。
事故等の証明書は責任者に書いてもらうにかぎる。病院、飛行機会社、警察など、状況に応じて依頼することになる。今回はツアー旅行での事故だったから、添乗員にお願いした。個人旅行の場合は周りにいる人ということになろう。一人で山に入っていたのなら(海外でそんなことは少ないだろうが、道がしっかりしているアメリカでは十分にありうる)諦めるしかない。
後は領収書、修理等の説明書であり、状況によって必要なものが異なる。また、パスポートの顔写真の部分と出入国のスタンプの部分のコピーも必要となる。これらは請求の仕方を教えてもらってからでも対応できるものの、再起不能になった場合は買った時の領収書や保証書が必要になるとのことで、これらが手元に残っていない場合もありえよう。高い製品の領収書は残しておくにかぎる。今回の場合はアマゾンで買った製品だったから、購入履歴から簡単に領収書を取り出せるが。
最後に、クレジットカードに付帯する物品保険の保険金は1個10万円が限度とのことで、高額なものを海外に持って行くのなら、カードでの保険に上乗せ保険を付けるべきだろう。僕の場合、かつて役に立った試しがないものの、いつもは上乗せ保険を付けているのだが、今回に限って時間がなかったので付けていなかった。そんな時に事故が生じたわけだ。
そうそう、「最後に」と言いながら、もう1つあった。今回の沢の写真をアップしておく。事故直前に撮った、ごく普通の藪山の沢である。
260C0112セロ・モゴトンの沢.JPG

2014/02/02


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