川北英隆のブログ

リチャード・ギアと出会って

ネットでニュースを見ていたら、映画の撮影でホームレス役を演じていたリチャード・ギアが本物と間違えられ、女性から食べ残しのピザをもらったという。「年の割にとてもハンサムだった」とか。
http://mainichi.jp/select/news/20140428k0000e040167000c.html
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/04/28/kiji/K20140428008058630.html
そのリチャード・ギアは64歳だとか。ほぼ同じ年か。
それで思い出したのが1993年、ミュンヘンでのこと。まだバブルの余韻が残る時代だったので、一流ホテルを使って旅行していた。ただし、男2人の同宿旅行、ドイツ興銀の友人に予約してもらったので、そんなに高くなかったように記憶している。ドイツ語が上手いと自慢していた友人の予約なのに、ダブルベッドの部屋だったり、新婚旅行と間違えられたのかメゾネットの部屋で花とワインが用意してあったりと、いろいろ面白かった。
それでミュンヘンはというと、確か部屋のトラブルは何もなかったと思う。夕方、ミュンヘンとくればビール、それを飲みに行こうとホテルのロビーをリュック姿でうろうろしていると、えらく人が多い。「ごめん、ごめん」と、もちろん英語で言いつつ、それでもロビーを歩いていると、友人が笑っていた。
「リチャード・ギアの何か発表があるらしいで」と。本人もすでにどこかにいたらしいのだが、そんな何ギアなんて初めて聞く名前に関心がないので、そのままビールを飲みにホテルを出てしまった。帰国して家内に話したところ、有名な俳優だとのこと。リュックにサインをもらったらよかったかもしれない。その後、友人は時々その話をして酒を飲んでいた。
リチャード・ギアは、そういう失礼な対応を受ける運命にあるのかもしれない。庶民的なのかもしれないから、俳優冥利だろう(ウィキによるとリチャード・ギアはチベット仏教信者とのことだし)。何て、言い訳しておこう。

2014/04/29


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