川北英隆のブログ

スーパーの商品は千差万別

久しぶりに米を買って自分で炊いた。カマドであるわけないし、飯盒でもない。電気釜だ。米を買うのは最大手のコンビニにした。というのも、かつて買ったDとI(A)系列のM社の米が鶏米だったので。
鶏米って何やというと、コッコ米、つまり古米も古米、古々米のこと。本当に食べられたものでなかったから。
具体的にどんな米かというと、前にも書いたが、10月だったかに買いに行った時、表示には新米とあった。名前も知らないブランド名が書かれていたものの、新米とあったので、「これ以外に新米もないし」と思って買った。持ち帰って炊くと、「これはまずい」の一言。「(今は政令指定都市の市長をはじめ)系列親会社の経営陣がどんな指導をしてるんや」と、本当に怒ってしまった。食い物の恨みは恐ろしいのやで。
これに対して今日の米は特別ではないものの(金額も大したことないし)、鶏米でない。十分、「米を食べられる幸せ」を感じた(大袈裟か)。これが最大手のコンビニの信頼性だろう。
それで思い出したのは、次の大手コンビニである。実は好きになれない。これには複数の理由がある。ごく最近の理由は、大学周辺の「サンクス」がオセロゲームのように第2の大手、Lの系列に衣替えしたのだが、このL看板になった店がアホなことにある。
何でやと説明すると、ICカードでの支払いが一発で決まらない。カードを財布の中に入れて決済しようなんて夢のまた夢のように思う。前のサンクスは一発で決済できたし、他のコンビニも少なくとも2回くらいで決済となる。では、Lはボロの機械を入れたのか。
こないだアイスクリームを買ったときは、3回目かそれを過ぎて何とかなった。大いに手間取ったので、その度に「何でや」「ここの機械だけやで」「アホやな」と店員に聞こえるようにぶつぶつ言った。店員からは何の反応もなかったが。
一事が万事、こういう観察が、どこで商品を買うべきかを決める。前のブログで書いたのが、消費税がかかる場合の値札である。店の対応を直感で観察すると、株式投資として小売業で買うとすればどの企業なのかが明確化する。大いに参考になる情報と言える。
企業に告げたい。社員には同業他社の製品やサービスを時々は買わすようにすべきだろう。そうすれば自社と他社を比較できるようになる。経営者は大局的に物事を考え、対処すべきだろう。

2014/05/16


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