川北英隆のブログ

祭りの季節に突入

今日、茅場町界隈を歩いていると、日枝神社のお祭りだった。神輿と仮装行列が通りをねり歩いていた。急いでいたので信号待ちの時にちらっと見た程度だか。馬が通った。神馬か。でも臭かった。
別に馬が何かしたわけでない。動物臭かっただけである。馬からは、「人間臭いのが乗ってるので気分が悪いで」と反論されそうだ。
でも、梅雨に入るか入らないかの時期に祭りとは。推察するに、本来は旧暦6月の祭りなのかもしれない。だとすると京都の祇園祭とほぼ同じ時期となるので、ある程度納得がいく。
その祇園祭だが、先週から水面下での動きがある。長刀鉾が格納されている建物に人が集まり始めた。「何があるのやろ」と思っていたら、今日の夜は祇園囃子が聞こえていた。祭りの練習が始まったようだ。確かに毎年、6月に練習が始まる。先週頃からの動きは、いろんな前行事の始まりなのかも。それにしても京都に移って10年になるにもかかわらず、こんな水面下の長刀鉾の動きはよく知らなかった。
ついでに書くと、今年から祇園祭は2部構成となる。前祭(7/17)と後祭(7/24)である。このため、鉾と山が建てられる日を含めると、祭りは7/10から7/24の2週間に及ぶ。「鉾と山のある街の会社は仕事にならんやろに」と思うが、そもそも繊維中心の街だから、今となっては街にとって祭りの観光の方が儲かるのかもしれない。
今年の祇園祭りの目玉は後祭に登場する大船鉾である。150年ぶりの復活とか。1864年に蛤御門の変で焼けたと書いてある。もっとも、大船鉾は来年以降毎年、焼けないかぎり登場するだろうから、今年見逃したところで後の祭りとはならないと思うが。

2014/06/13


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