川北英隆のブログ

後祭を下見する

昨日、後祭がどんなものか、山と鉾を見学した。大船鉾が150年ぶりに復活。前祭と後祭が別々に行われるのは49年ぶり(1965年が最後)。最近は祇園祭に関心が薄かったが、今年ばかりはと思った。
7/17の前祭(さきまつり)は神幸祭、7/24の後祭(あとまつり)は還幸祭と呼ばれる。今年の祇園祭では、前祭では鉾9、山14、後祭りでは鉾1、山9が巡行する。1966年(昭和41年)に前祭と後祭が一緒になったのは高度成長期の影響からか。つまり、祭りの期間が長いと商売にならなくなったからか。ネットで少し調べたが、理由を書いたサイトは見つかっていない。
それで昨日は後祭の山と鉾を見て歩いた。午前11時頃だったので大丈夫と思ったのだが、人出が多かった。何故かと思ったところ、朱印を押すために行列ができていた。朱印は最近できたのだろうか。これまでの記憶にない。そもそも最近は真面目に山鉾を見て歩かなくなったこともある。
大船鉾はさすがに大人気だった。しかも上に上がれるから(もちろん有料か)、そこに行列ができている。そもそも、狭い道に大きな鉾や山があるから、人出は大混雑する。大船鉾の場合、鉾の片側に、上がるための階段が設置されているため、通路は東側だけになっている。そこに自転車を押したのやら、キャリーバッグやら、日傘やらが通るから、大混雑だった。鉾はといえば、「まあこんなもんか」というところ。
ということで、大船鉾の写真はアップしない。代わりに町屋の写真である。祭りの時だけ、屏風を飾って表から見られるようにしてある(これが京都の室町や新町界隈の大店の習わし)。(写っていないが)入口が左手にあり、通路が奥まで延びている。入口の横に部屋があり、中庭があり、さらに奥に部屋がある(見えないが)。
町屋.JPG

2014/07/22


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