川北英隆のブログ

台風通過直後の京都

昨日、四国から関西の西側を通過した台風11号は、昼頃に京都に最接近した。13時頃に雨が一番激しかった。夕方、雨が上がったので鴨川を観察しにでかけた。写真は三条から四条を見たもの。
結論は、昨年9月と比べて大被害ではなかった。今年は9日と10日で合計230ミリメートル程度降った。実は昨年9月の15日と16日の合計雨量は250ミリメートル程度であり、今年と大差ない。しかも、瞬間雨量は今年の方が多いようだった。しかし、今年の場合、9日と10日の間に中休みがあった。これに対して昨年は中休みがほとんどなしに降った。この差が大きかったのだろう。
写真は少し水かさが引いた後のものである。三条から四条の歩道は(元の写真で確認すると)水没していない(最盛期には浸かっていただろうが)。御池大橋の元優雅人のお家も床下浸水程度だったと思う。昨年のように、猫の死亡はなかったと推察する。
今日の夕方、大文字山の被害状況を調べに散歩した。倒木が道を塞いでいる箇所が2箇所あったものの、檜や広葉樹の落ち葉がたくさん落ち、それがクッション代わりになっていて歩きやすかった。るんるんで歩いていたのだが、最後に、日向神社を通り民家を過ぎると、その先の蹴上との中間地点で土砂崩れがあった。車は通れないものの、歩くには何とかなった。とはいうものの、最後の最後に靴が赤土の泥に汚れてしまった。
油断は禁物、簡単なところに、いつも災難はあるものだ。
三条大橋から鴨川.JPG

2014/08/11


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