川北英隆のブログ

京都の店・八坂圓堂

八坂圓堂は天ぷらの店。建仁寺の南側の八坂通りに面し、いくつかの割烹料理屋が並ぶ中の一軒である。とは正確でない。通りを西側から歩き、坂を登り、店を見つけたと思ったが、違っていたから。
見つけた店は通りの北側にあった。入ろうとしところ、店の前に立っていた仲居さんに、「こっちです」と、別の方向を指し示された。「何で」と思っていると、通りを挟んで斜め向かいにある店に案内された次第である。
八坂圓堂は店を2つ持っていて、最初に入ろうとした店が古くからあり、案内された店は旅館だったのを買い取ったとのこと。
その店の2階に個室があり、テーブル席だった。天ぷら料理とはいえ(わが家から比較的近い吉川もそうであるが)、最初に八寸が出る。次は刺し身である。その後、天ぷらが何種類か出てくる。
その天ぷらの素材として魚介類もいいのだが、八坂圓堂の場合、とうもろこし、小さな金時人参などの野菜の天ぷらに特徴があると思った。季節の特徴が良く出ている。
今回は冬だったが、別の季節に来れば何が天ぷらになって出てくるのかと楽しみな店のような。高くなければまめに来るのだが、この点だけが・・。とは問題外のコメントか。

2014/12/07


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