川北英隆のブログ

クロームパソコンを試す

大学教員は給与面で勧められた職業ではないものの、研究費さえあればいろいろと実験ができる。その一環として、クローム(Chrome)パソコンを試してみた。世の中の流れが変わるかも。
まだ数日しか試していないので、正確ではないが、気づいた点を報告しておく。
まず、噂のとおり立ち上がりが極めて早い。ノート型なので、使う場合には蓋を開けないといけないが、その開けた数秒後に立ち上がっている。モバイルでもそこまでの早さがないから、圧倒的な快感である。
僕の場合、そもそもメールなどでクロームを使っているから、その既存のパスワードで新たなパソコンも保護される。ある意味、僕の行動が監視されていることでもあるので、気持ち悪い。とはいえ、この点はクローム型のパソコンに限った問題ではない。
また、電池は長持ちする。ソフトが軽いから、余計にそう感じるのだろう。
問題点はといえば、まずはOSが異なるので、使い勝手が異なっている。その違いをある程度マスターしないといけない。仕方ないだろう。この続きでもあるが、マイクロソフトのOSで用いている文章や表計算のソフトをどうするのか、作ったファイルの保管は等、慣れないことが多い。
しかし、一番の問題はネットワークとの接続である。慣れないので誤解かもしれないものの、大学で使っているドコモの無線回線とは繋がらないようだ。調べたものの、ドコモがクロームのOSをサポートしていない。家で使う分にはクローム型のパソコンに何か物理的な障害あるというわけではないが、Wi-Fiの完備していない日本全体では無理があるかも。

2014/12/13


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