川北英隆のブログ

自分のガキをちゃんと躾ろや

最近、新幹線で旅行する親子連れが多い。景気が良くなっているせいかもしれない。とはいえ、それを喜べない状況がある。躾のできていない子供(ガキ)が多い。今日の新幹線は最悪だった。
名古屋の手前でガキが大声を上げたので、「ああ、変なのがいたんや」と気づいた。多くの普通のガキは泣き叫び、親はなだめるためにガキをデッキに連れていく。しかし、今日のはそうでもなく、異常だった。
ガキは泣くでもなく、要するに親にかまって欲しいため、「ああっ」とか、大声をあげるのである。それも同じ奇声を3回、4回と繰り返す。親は母親だった(声から判断して)。それだけではなく、周りの話し声からしてババもいるらしい。このババが曲者かもしれない。孫を甘やかしているのだろう。それで、この大人の2人は、ガキをデッキに連れて行ってなだめようともしない。「静かにして」とか小声で話しているのだが、静けさをエサで釣ろうとしているようにも感じられた。エサで釣れば、エサが切れた時に状況がより悪くなる。
それで、「アホやんけ」「そんなガキ、碌なもんにならんな」「早く死ぬで」と思っていると、新たな問題が生じた。僕の隣に座っていた兄ちゃんが、ぶつくさと怒り出したのである。ガキが叫ぶ度に兄ちゃんもぶつくさ言う。傍の僕は気が狂いそうである(と言いながら半分寝ていたが)。
「兄ちゃん、ぶつくさ言うくらいやったら、ガキをしばきに行ったれや」と思った。でも、その兄ちゃん、名古屋で降りてしまった。そうだからぶつくさ言うだけだったのか。
「兄ちゃんもガキと一緒でトラブルメーカーだけやろが」と思いつつ、ガキの叫び声に品川まで付き合わされてしまった。おかげで新幹線の中の眠りは通常の1/3程度にまで低下した。ほんま、眠いなあ。

2015/05/14


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