川北英隆のブログ

ついでに別種のエキウム

最大のエキウムの花は時期的に少し遅かった感がある。それに対し、テイデ山の登りで可憐な(といっても日本では大きな)別種のエキウムが咲いていた。正式名は不明である。写真をアップしておく。
エキウムはムラサキ科に属する花とのことで、シソとも近いとされている。この科の名前からすると、先にアップしたエキウムの花は少し赤が強すぎる。しかもその花、「宝石の塔」と称されるとかだが、日本人の美意識からしてゴタゴタしすぎているような。
その点、テイデ山の登りで見たエキウムは青色の強いムラサキである。しかも花がゴタゴタせず、一個ずつが大きく、比較的すっきりしている。
いずれのエキウムも乾燥地に自生していた。とくにこのブログでアップしたエキウムは、他の植物が生えそうにもない乾燥地で花を咲かせていた。見かけに反してたくましい植物である。
260A0565エキウム.JPG

2015/06/09


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