川北英隆のブログ

ネコに対するトルコの方針とは

ネコがやたら目立つ都市、それがイスタンブールなのだが、ではネコがどう扱われているのか。その象徴的な写真をアッフしておく。野良であろうと家付きだろうと、生きる権利を保証されているようだ。
写真にある屋根付きのエサ箱と、水入りボトルの置かれた「ネコのための施設」は、この写真だけではなかった。じゃあというので、いわゆるネコババをどうしているのかは見かけなかったものの、大量のネコが、家なしのまま市内で悠々と暮らしている理由として、トルコ人の寛容さが必須だろう。さもなければ、昨日の写真のように公園という公共の場で、ネコが堂々と寝ていられるわけがない。
ついでにいうと、イヌも堂々としている。かつてアップしたタイのイヌのように、道路や広場でグタっと寝ている。体が大きいから、子供の迫害も受けにくいのだろう。数的にはネコに大きく劣るものの、やはり動物が優遇されている国、それがトルコらしい。残念ながら、動物に対するトルコ人の本音を質問する機会がなかった。
トルコのネコの餌場.JPG

2015/10/01


トップへ戻る