川北英隆のブログ

雪の京都を走って通勤通学する

今日、起きると雪が積もっていた。しかも降り続いている。間が悪いことに、今日は講義を8時から入れていた。8時45分始まりのところ、45分だけ補講を学生に宣言していたからである。
それだけなら大した問題ではないのだが、講義を終えた後、すぐに東京に行く用事があった。ということは雪用の姿で通勤できなくて、背広を着る必要があり、革靴を履く必要もある。
どうしようか朝飯を食べながら考えた結果は・・。ズボンは背広のものにして、その上に山用の雨具を履く。上はカッターシャツと山用のフリースを着て、背広の上着はデイパックに入れる。足元はトレッキング用のシューズにして、革靴もデイパックに入れるというものだった。途中でタクシーを拾えればとほんの少し期待しないでもなかったが、予想通り、そんなものはなかった。
仕方ないので、鴨川沿いの散策路を歩くことにした。というのも、車道は車のスリップ事故などを考えると何となく嫌だし、普通の歩道は滑りやすい。このように消去法的に選んだ散策路は非常に気持ち良かった。というのも、新雪の部分が多く、誰も踏んでいないので滑らない。それで、ルンルン気分で小走りしてしまった。
講義後乗るはずの新幹線は40分程度遅れていた。とくに京都から名古屋まで徐行運転していたので、そこで大きく遅れるとのことだった。
もっとも、この遅れはJR東海のHPに書かれているので、予約変更すればすぐに対応できる。問題は、予約してある新幹線が京都駅に定刻通り到着するのかどうかである。それが京都駅に遅延して着いた場合、その遅延分だけ、東京に着くのがさらに遅れてしまう。
念のために書いておくと、JR東海のネット予約の場合、改札を通った後では、ネットを使って予約の変更をしようにもできない。また、(多分だが)システム上、発車予定時刻を過ぎた新幹線への予約変更はできないはず、つまりネットの予約では乗車駅への到着遅延に対処できないわけだ。
そこで新幹線の改札の兄ちゃんに、京都駅に東京行きの新幹線が定刻に到着しているのかどうか質問した。と、40分遅れと繰り返すばかりである。仕方ないので、緑の窓口に行って、「一番最初に京都駅に到着する新幹線に予約を変更してくれ」と申し出た。と、「京都駅にはほぼ定刻に着いている」とのことだった。
改札の兄ちゃんにどういう教育をしているのか、アホを雇っているのか。雪での遅延以外、ほとんどの新幹線が定刻通りに運行しているのには感謝しているものの、それ以外はJR東海の対応は悪い。今回も呆れてしまった。
ついでに思い出したのが、つい先週からだと思うが、外人向けに不審物の注意放送を流し始めたことである。その録音の音質が悪くて耳がキーンと痛くなる。高い新幹線代で大儲けしているのだから、もっとちゃんとした放送をせんとあかんでと、声を大にして言いたい。

2016/01/20


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