川北英隆のブログ

鴨川の猫達はどうなっているか

最近とんと話題に出していないのが鴨川の猫達である。実のところ、こちらも気になって探しているのだが、見つからない。ひょっとして絶滅したのではと思わなくもなかったが・・・。
寒い冬、猫を探すのは大変である。猫達は温かい居場所を見つけ、そこに潜んでいるに違いない。でも、人間にはどこが温かいのか、猫ほどの嗅覚というか体の感覚がない。
そんなある日、って今日なのだが、久しぶりに日差しの温かい鴨川を歩いていると、居ました、猫達が。
二条大橋の優雅人の元飼猫は枯草で覆われた河原で、折しも降り注ぐ日差しの下にいた。以前に写真で登場した三毛猫である。もう1匹いて、それはどこから来たのか不明なキジトラである。2匹が仲良く草むらに隠れるようにいた。
三毛猫を見かけたのは数か月ぶりだった。ひょっとして優雅人の新居に引き取られたのではないかとも思っていたが、そうではなかったようだ。
荒神橋の猫は、売り払われた国有地に巨大マンションの建設工事が始まったため、数が少なくなったようだ。歩道の少し上の大木が伐採されたこともあり、住みにくくなったと思う。見る回数が急速に減ったし、二条大橋の三毛猫よりも以前から、姿を見かけていないように思う。ひょっとしてこちらは、マンションの建設業者が保健所と一緒になって猫狩りをやったのかと思うくらいだった。
そんな今日、キジトラを1匹見かけた。以前から荒神橋界隈に住んでいる猫だと記憶している。工事現場の北隣は依然として国有地である。そこから悠然と歩道の方に下りてきた。無事で良かったと思う。
そんなこんなで、今日はいい1日だった。最近、何回かカワセミを河原で見かけたことだとし、まだまだ鴨川は魅力的だ。

2016/01/27


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