川北英隆のブログ

御堂筋線の通勤ラッシュと感慨

前のブログに書いたアメリカ領事館として大阪を選んだ。東京でもよかったのだが、日程が不確定だったので。結局、今日の朝、始発に近い新幹線で東京から新大阪に出向き、御堂筋線で淀屋橋に着いた。
アメリカの大阪領事館は淀屋橋から近い。駅のコインロッカーでカバンを預け、必要書類だけで領事館に行った。今日は寒い一日だったから、ボケーと歩道に並ぶのも嫌だったので、時間調整のために少し散歩して身体を温めた。
それはともかく、新大阪から淀屋橋まで、ラッシュ時の御堂筋線に久しぶりに乗った。入社直後の研修は新大阪の少し北、江坂の研修施設で行われた。1回だったか、入社式だったと思うが(もう1回あったかな)、地下鉄で淀屋橋の本社まで行ったときはすごいラッシュだった。それと比べれば、今日は9時前だったにもかかわらず空いていた。大阪というか日本の活性度の象徴のように思えた。
社会人になると、学生時代とは友人関係が大きく変化していく。卒業の少し前、雪の京都を適当に歩き、最後に河原町だったかの中華料理屋に入って別れの酒やというので高粱酒(白酒)で乾杯した友人H君がいたことも思い出した。その当時、御池通は柊家の前辺りでさえ場末の雰囲気だった。
面接は20分程度で終わった。淀屋橋まで戻り、京阪で京都に帰った。午前に京阪に乗ることも珍しい。京橋を通ると、39年前に結婚式を挙げた式場がちらっと見える。
ということで、アメリカ領事館のおかげノスタルジックな半日になってしまった。アメリカに感慨を覚えたわけでもなく、ただただ領事館のビルはいかついだけなのだが。

2016/02/24


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