川北英隆のブログ

ルアンパバーンで見たネズミ達

ルアンパパーンは白人に大人気の観光都市である。何が人気なのかわからない。前にも書いたように、キリスト教に背いてまで坊さんにお布施をするのが楽しいのか。仏教を宗教と見なしていないのか。
表通りは西洋化した飲食店が多すぎる。そこに白人がたむろしていて、値段も少し高めで、面白くも何ともない。日本人にとってみて、ラオスという異郷に来た雰囲気がほしい。
と思っていたら、表通りから一歩、裏通りに入ると違う風景が広がっていた。小さなマーケットがあり、食料品や日用品が売られている。その中に川海苔(カイペーン)を見つけた。ゴマが一面にかかっている。レストランで食べたところ、ビールのつまみになかなかのものだった。
その中での逸品が写真(手前の列)である。残念ながら食べることはなかったが、どう見てもネズミというか、大きなげっ歯類の焼き物である。足が4本あるから動物であるのは間違いない。父親が敗戦時にいろいろと食べた(食べなければいけなかった)経験からすると、ネズミは美味いそうである。
後ろの列は鳥である。ラオスでは、このネズミはともかく、魚といい、鳥といい、豪快に焼いたものが好まれる。
ネズミの焼き物.JPG

2016/05/19


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