川北英隆のブログ

雨の日の低山歩きもまた楽し

最近、雨の日の山歩きを狙っている。まだ昼間の気温は夏だから、カンカン照りに歩くのは嫌だ。雨だと、シャワーを浴びるようなもので気持ちいいし、涼しい。それに普段にない景色が広がっている。
先週だったか、午後に雨が降るとの予報を信じて大文字山に向かった。曇っていたし、昼頃に小雨が降った。しかし、歩くに従って雲が薄くなった。その日はまさに空振りというか空降りに終わった。
そこで日曜日(9/18)、朝から雨が降っていたのと、前線があったので、再度挑戦した。本当のところ、休みが続くので北アルプスで登り残している奥大日岳にでも入ろうかと思っていたが、台風が接近しているので諦めた。
その日は大雨でもなく、狙い通りの小雨だった。「久しぶりに静かな大文字山だ」と思い、「そういえばセミも鳴いていないな」と気づきながら歩いた。それでも山の中で何人かと出会った。
前にも書いたと思うが、百合の咲く季節、高尾から御岳の周辺を歩くのが好きである。頂上付近には霧が流れ、木々が黒く、また灰色に彩られ、天に向かって薄っすらと伸びているのも楽しい。
昨日は残念ながら、頂上付近にも霧はほとんどなかったが。
秋が深まればさすがに雨は冷たいから避けたい。とはいえ、当分は大丈夫である。もう一度機会を作りたいと思っている。

2016/09/20


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