川北英隆のブログ

京都は時雨模様で虹が架かる

朝、北西の空に大きな虹が架かった(写真)。北の空が時雨れているから虹になる。いよいよ京都は虹の季節である。その後、昼前から夕方にかけて市内の中心部でも時雨れた。もう少しすると、これが雪になる。
大学に用事で立ち寄り、大した雨でもないので山越えをして帰ることにした。先日見つけた大文字山への旧道を確認する目的もあった。
山には人がほとんどいなかった。銀閣寺の観光客も先日よりは少なかった。平日のこともあるのだろうが。肝心の紅葉だが、数日しか経たないのに、いよいよ進んで来た。この調子でいくと、23日の勤労感謝の週が見頃かもしれない。そうだとすると、例年よりも少し早い。
たどった旧道は林の中である。しかも時雨模様だから、かなり暗かった。このため、稜線に着いて右に折れ、その先すぐの分岐を見落としてしまった。2分程度歩き、道がゆっくりと下るものだから間違いに気づき、引き換えした。
とはいえ、大した雨でもなく、落ち葉が道を埋め始めた山道は快適だった。鹿の声もした。やはり秋から春にかけての山は、ハイキング道ではなく、踏み跡程度をたどるのがいい。虹に始まった満足な一日だった。
20161109京都の虹.jpg

2016/11/09


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