川北英隆のブログ

会社法の先生と久しぶりに懇親

株式持ち合いの分析を行っていた関係から、商法というか会社法の先生といろいろ付き合いがある。その業界の先生と知り合って30年近くなろうか。この10年間は付き合いが疎になっていたのに、今日、豪勢な懇親会があった。
どこの主催なのかはともかく、KDさん、KMさん、UMさんの著名学者と、加えて著名弁護士と、ワインを飲みながら話せたのは良かった。
学術的な話ではなく、世間話や私的なことをいろいろと聞けたのは、「法律の学者の日常生活はそうなんや」と面白かった。そういえば、法律の先生と飲むなんて、経済関係の者にとってあまりない。必死に思い出しても数名程度か。それが今日は一気に3人一緒だった。法律の先生も、ある意味で(と言うと「バカにしてるやろ」と怒られるかもしれないが)人間的である。
その場にいるメンバーというよりも、いない業界仲間の「悪口」になった。ワインの銘柄が良かったせいもあり、普段饒舌な先生がとくに饒舌だった。誰それの大先生がワインの飲み会をねだるとか、普段冷静そうな先生が酔っぱらってしまったとか、「信じられへん」世界である。もっとも、自分の業界のことを考えると、大先生も酩酊してしまう世界であるのは確かなのだが。
ついでにワインの収穫の方だが、理解不能だった。僕でも知ってる高級ワインもあり、イタリア北部産の珍しい「褐色の白ワイン」(青いワイシャツのような表現)もあったのだが、今一つピンと来なかった。味覚が老化してしまったのかもしれない。それとも、ワインの保存が不完全で、そっちが老化していたのか。もちろん、不味かったわけではなく、美味かったのだが、僕の味覚からすると感動ものではなかったということである。
とはいえ、「またもう一度やりましょう」と聞こえる主催者側の発言もあり、それを楽しみにしておきたいものだ。って、「本音は美味かったんや」と言われそうだが。

2016/11/11


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