川北英隆のブログ

コンゴ川下りの船はどんなのか

コンゴ川下りが今回の旅行のメインテーマだった。船は、乗り合いのものもあるらしいのだが、それよりは高くつくものの、チャーターして自分達だけで使った方がいいだろうと考えた。実際に乗った船が写真である。
事前にイメージしていたのは高速艇だった。8月に東コンゴのキブ湖で少し大型の高速艇に乗ったこともあった。しかし、写真でもある程度わかるように、用意されていたのは木造船だった。そもそも、川を下っている時に木造以外の旅客船を見ることはなかった。
前部が乗客用である。前部の上(テントで覆われた部分、俄作り)に通常は座って観覧する。前部の下で寝られるようになっている。夜行の時、そこで寝た。後部がスタッフ用で、2基のエンジンと操舵室、その他物入れがある。最後部にトイレとシャワールーム的なものがある。
乗船するのは前方からである。写真右端の木製のタラップ(と言う程立派なものではないが)を使う。なかなか危なっかしい。
スタッフは、マネジャー、船長を含めてクルーが8人、料理人(でかいオバちゃん)が2名である。乗客は我々日本人旅行者6名と現地ガイド1名だった。加えて、時々動物や魚が現地調達で乗り込んで来る。
この船で、キサンガニからムバンダカまでの約1000kmを8日間(当初予定は9日間)で下った。基本は、日の出から日の入りまでの航行である。途中、時々下船して観光をする。
コンゴ川下りの船.JPG

2017/01/14


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