川北英隆のブログ

半夏生(ハンゲショウ)咲く頃

半夏生とは、二十四節気をさらに3つに分けた七十二候の1つとのこと。夏至の末候に当たるとある。今年の半夏生は明日、7月2日らしい。
この半夏生の頃に咲くのがハンゲショウ(半夏生)というか、ハンゲショウが咲く季節が半夏生というか。いずれにしてもハンゲショウはインパクトのある草である。茎の先端の葉が白くなる。花弁の代わりらしい。
この草のことは30年近く前から知っていた。実は、国分寺に住んでいた頃、隣の家との境に(多分)植えてあったから。変わった草なので、最初は何だろう、もしかして葉が病気かとも思っていた。
実物を見るのが一番だろう。写真は某所のハンゲショウである。何年も前の写真なので、今どうなっているのか自信ないが。
日当たりの良い湿地に自生するらしいのだが、隣の家との境はハンゲショウに適しているとは思えなかった。
ドクダミ科とのこと。似た香りがあるとも。国分寺の頃はドクダミ科と知らなかったので、試したことがない。だから、香りは体験していない。
もう1つ、葉が白くなる有名な植物がある。マタタビである。これこそ30年以上前、山にアプローチするとき、白い葉の植物を遠くから眺めたことに始まる。何かと思っていたところ、ふとした機会にマタタビの葉が(花の咲く頃)白くなると知った。
半夏生にはタコを食べる習慣があるとも書いてある。タコの季節でもあるからだろう。残念ながら、僕らにはそんな習慣はないが。
ハンゲショウ.JPG

2017/07/01


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