川北英隆のブログ

バヌアツの家畜・ペット事情

犬のことを書いたついでに、バヌアツのペットというか家畜の事情について報告しておく。というのも、知っておかないと危険に遭遇するかもしれない。
最初に目立つのが犬である。昼間はのんびりと暮らしている。しかし、夜は凶暴になる。夜中、犬が活発に活動している。
アンブリム島での最初の頃、夜中に目覚め(何もすることがないので早く寝るしかないし)、気分転換のためトイレに行くことにした。山の感覚で、ゲストハウスの敷地の横の道に出て星空でも眺めながらと思った。と、隣の家の犬に見つかって吠えられた。あまりの勢いにゲストハウスの敷地に逃げ戻ったのはいいのだが、その隣の犬の吠え声に触発され、ブラウニーとドナまでもが吠え、僕に向かってきた。
大きな犬は睨むと立ち止まる。これは、箱根の山歩きで猟犬数匹に囲まれた時に経験済みである。しかし、子犬(この場合はドナ)は睨んでも飛びかかってくる。仕方ないのでこちらも「ワ、ワ、ワ」吠えながら、ゲストハウスの部屋に戻った。
その吠え声を相棒の2人に聞かれていて、翌朝に笑われたが、その日の夜、相棒の1人が同じ目に遭った。噛みつかれはしないのだが、子犬の口が足下数センチのところまで接近すると、蹴るわけにいかないし、さすがに怖い。
バヌアツではニワトリが目立つ。といって、卵を食べたのは旅行期間中、1個だけだった。卵というよりは、主に食肉のためにニワトリを飼っているのだろう。民家の近くでヒヨコがうろうろしている。このニワトリ達、夜中に「コケコッコー」と一斉に鳴き出してうるさい。
その食肉用のニワトリをアンブリム島で1回食べた。ニワトリも、飼い主を認識しているらしく(それとも縄張りがあるのか)、ゲストハウスでは同じニワトリが行き来し、草と土の中の虫を突いていた。その顔なじみのニワトリのうちの1羽が突如消えた。我々が食べたのだろうと推察している。
ちなみに、島ではニワトリの内臓を食べないようだ。食べたニワトリは浜でさばかれたのだが、内臓はサンゴの多い海辺に捨てられていた。
バヌアツで猫を見たのは1回だけだった。ヒヨコが多いから、それを襲いかねない猫は飼えないのだろう。かといって、ネズミがいるわけでもなかった。元々ネズミのいない島なのかもしれない。

2017/08/28


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