川北英隆のブログ

ふるさと納税再考-2

友人に「ふるさと納税で名産品を食べたで」と話をしたところ、早速カミさんに欲しい物をリストアップさせたとのこと。でも、「リストにあるのは知らん市町村ばっかしで、納税するのに気が引ける」とのことだった。
確かに、知らない市町村に納税するのは気が引ける。でもこの点、僕には財産がある。全国の山を歩き、たいがいの市町村を知っていることである。
日本の地方は寂れている。京都市内に住んでいると、東京と同様、活気が感じられる。これに対して、ブログでも書いてきたように、地方を旅行すると寂しいかぎり。かつての知識で土地の名産品を探したとしても、なかなか見つからない。
ふるさと納税している自分自身の言い訳のようだが(ホンマのとこは食べ物かもね)、地域の伝統を維持して欲しいと思ってしまう。
実のところ、大和郡山市も調べた。残念ながら食文化(和菓子)に関する物がなかった。市内に住む知り合いを探して提案しておかなければと思うが、小学校の同級生は何年も前にリタイアしただろうし、どうするか。
もう1つ、ふるさと納税の重要な理由がある。僕として京都に納税しているものの、あまりいいことがない。とすれば、納税している何割かをカットしてもいいのではないかと思っている。
こういう消去法的な動機でふるさと納税するサラリーマンも多いのではないか。この点、地方として、また政府(総務省)として真剣に考えないといけない。

2017/09/05


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