川北英隆のブログ

ひな祭りに不適格な今の政治家

今日はひな祭り、子供の頃から興味がなかった。当たり前か。かといって、端午の節句の記憶もあまりない。その頃は一番いい季節だから遊びがいっぱい、室内の祭りなんて意味がない。そんな節句に、せこい政治家が目白押し。自分のことしか考えていないように思う。
まずはトランプ。鉄やアルミが戦略物資で、それを輸入に頼ることが国家の安全を損なうと主張している。では、炭素繊維はどうなのか、レアメタルはどうなのかと問いたくなる。新聞にも書いてあったように、海外からの輸入鉄・アルミによって職を脅かされている労働者に色目を使ったということなのだろう。娼婦か男妾のようだ。
では、日本として正々堂々とアメリカに反論しているのか。我が安倍ボスが吠えた気配がない。トランプのポチだからか。そもそも、石油はもちろん、米の輸入も安全保障の観点から大問題だと叫んできた国だから、正面切って反論できないのは「そやな」というところである。
もう一人は我らがボスである。トランプの真似なのか、朝日新聞をめっちゃけなしていたら、窮鼠の朝日が牙をむき、公文書改ざん問題が浮上した。と、スケートの羽生選手に国民栄誉賞を与えるとか。
思うに、国民栄誉賞とは、安い費用で効果抜群が期待される政策である。
羽生選手には3連覇を成し遂げてもらいたい。4年後、それが実現した暁には国民栄誉賞以上の賞が贈られるのだろうか。かつてイチローが、「まだまだ上を目指したい」として国民栄誉賞を辞退したことがあった。「バカにしたらあかん」ということだろう。
井山、羽生、羽生の3氏をどうこう言うつもりは毛頭ない。僕も(ありえないながら)、何かくれるのであれば、「ワン」と軽く吠えて尻尾を振りそうだし。思うに、立派な政治家たるもの、機を綿密に計らないといけない。少なくともスケートの羽生選手は余計であり、安倍ボスが自身に贈る賞のような気がする。

2018/03/03


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