川北英隆のブログ

綿向山へ

北畑口で町営バスを待っていると、登山者を乗せたチャーターバスが通り過ぎた。西明寺口(西明寺村の下にある登山口)でバスを降りると、チャーターバスと登山者が10数名たむろしていた。西明寺口には登山者用トイレがあり、団体はそれを使っていたようだ。
まずはその60から70歳代程度の爺婆(ほぼ同じ年代やん)の一団を追い抜かないといけない。歩みがのろいに決まっているうえ、ぺちゃくちゃ喋って邪魔だから。
綿向山から竜王山へは道標が整っている。道の状況も、綿向山から竜王山に向かって下る最初の箇所は別にして(道が荒れ、小石が多くて滑りやすい)、それ以外はよく整備されている。地図やGPSを見る必要がないのは当然である。実際のところ、登山口である西明寺口では念のために自分の位置を確認したが。
登山口のすぐ先で竜王山へと向かう道路を分ける。帰りはここに出てくる。
綿向山への道路をとる。沢に下り、橋(御幸橋)を渡ると広場に出る。広場から左手、沢沿いの道を上がる。
この広場で爺婆達が準備体操をしていた。新ハイキングクラブかどこかの一団なのだろうか。少し若いリードーらしき者がいた。それらを、まずは(相手が止まっているから当たり前だが)難なく追い抜いた。
道は堰堤の脇を越す。その上で林道と合流する。天然記念物「綿向山麓の接触変質地帯」の碑を過ぎ、小屋(ヒズミ谷出合小屋)に着く。ここは水無山経由綿向山と綿向山表参道との分岐点である。今回は表参道を登った。今後もう1回この道を使うかもしれないので、その下見も兼ねている。
小屋からすぐ先、沢を金属製の橋で渡り、ジグザグの登りが始まる。植林の中の道で、よく整備されている。途中で西明寺からの林道に一時的に出るが、それを斜めに横切るようにして再びジグザグの道になる。竜王山方面の展望が開け、5合目の小屋に着く。
ここから先は山の西側を巻くようになる。広葉樹が混じるようになり、美しいブナ林に着くと、7合目の行者コバである。行者の像と洞がある。すぐ先で稜線をたどる道と巻き道とを分ける。稜線の道には冬道として使って欲しい(冬の巻き道は凍結のため滑りやすい)との表示がある。植生を護るためとのことである。
巻き道をたどる。ツツドリがしきりと鳴いていた。水無山からの道を合流し、小さな流れを渡り、金明水の表示を見て、再びゾジグザグの道になる。イブキササが出てくる。
綿向山の頂上直下は階段の道である。鳥居を見上げながら登り切ると頂上に着く。東側の展望が良く、正面には鈴鹿の中心部、雨乞岳、鎌ヶ岳から、北部の御池山、霊仙山がよく見えた。カッコー、ホトトギスも鳴いていた。
写真は頂上直下の登りである。ササと広葉樹の疎林の中に階段が付けられている。
20180515綿向山直下.JPG

2018/05/18


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