川北英隆のブログ

嵐の日の大文字山

荒れた天気が好きである。大雨が降ると元気が出る。郡山での子供の頃、大雨の後の水路に魚が大量に流れたからかもしれない。網を受けているとドジョウが大量にかかったこともある。荒れた相場もまた、大量の投げ売り株が出てきて楽しい。
それはともかく、早朝、久しぶりに大文字山をトレーニングがてらに歩き、研究室で片付けをした。
台風が日本海側に外れ、近畿の中部は雨も少なそうだった。曇っていて、風も適当にあり、夏の暑さを免れそうでもあったので、決行した(そんな大袈裟なものではないが)。
大文字山はリョウブの季節に入っていた。白い花がそこここに見られた。
山頂からは、少し荒れた日にふさわしく、黒い雲の下、大阪のビル群や金剛生駒方面の展望があった。その後ろに和泉山地もある。
頂上から下山にかかると、地面が白くなっていた。名前は知らないが、6月、ジガバチの一種だろうか、小さなハチが柔らかくなった花崗岩質の斜面に巣穴を掘る。その跡だろう。
名前を調べようと少し検索したが、それらしいのが引っ掛からなかった。代わりに「蜂の退治」がやたらと出てくる。めったに刺さないのに、悪役にされたハチが哀れである。
旧道では新たな倒木が2本、道を塞いでいた。春に倒木がすっきり撤去されたばかりなのにと思う。山はそんなものだが。子供の頃なら近所の人が倒木を柴や薪にしただろうに、最近は邪魔な粗大ごみでしかない。ハチと同様、山の木も哀れかな。
写真は大文字山山頂からの生駒山(右)と葛城山・金剛山(左、2つの山が重なっているよう)である。その後ろのうっすらと青い筋が和泉山地である。
20180704生駒から金剛・葛城.JPG

2018/07/04


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